2019年08月10日

名人の教え・HMKLフィールドテスター山岸正和氏/中津尺上ヤマメ【その1】

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中津川で大型ヤマメを釣る』
伊勢原釣具から車で40分ほどのところにある、真夏でも清涼感溢れる中津川は、神奈川や東京に住むアングラーにとって人気のスポットである。訪れるアングラーの数は多く、ノーフィッシュをくらうのは当たり前。しかし、小魚を追い回すほどに成長した大型ヤマメが生息することでも知られている。
今回はそんな中津川で数々の大型ヤマメを手にしている、ハンクルのフィールドテスターである山岸正和氏に、この川で大型ヤマメを釣る秘訣を教えていただいた。
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有名なスポットの近くには釣人専用駐車場がある。山岳渓流のように、釣れるスポットにたどり着くまで数時間歩かなければいけない、ということがないのが魅力のひとつだ。

『心得』
中津川で大型ヤマメを釣るのは簡単ではない。放流魚の活性が落ち着くと、ヤマメがいれば必ずルアーに反応するという状況は少ない。つまり、スポットにいるヤマメに対して、いかにして食わせるのかを考える必要がある。そのためのアプローチやタックルのセッティングはシビアだ。
スレ知らずのフィールドであれば何度もルアーを追うヤマメや、群れでルアーを追う姿が見られることもあるが、ここのヤマメは“ルアーを追うのは一度だけ”と思っていいだろう。
入渓点から延々と釣り上がることをせず、異なるスポットをしっかりと狙っていき、その日に狙うべきスポットを探し出す。重要なことは、スポットを見切るタイミングである。

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山岸氏が愛用するベストはFoxfireエキスパートメッシュベスト。ベストの右下から吊るしているのは、ルアーリトリーバー。
中津川で釣りをするときには、管轄する漁協の遊漁証が必要。日釣り券は1500円(現場売りは2500円)。年券は5000円。


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ウェイダーはウエストハイソックスタイプにウェーディングシューズを組み合わせる。長い距離歩く釣りでは、ブーツフットよりもこちらがオススメ。
ウェイダーのウエストベルトの右側にあるものはロッドキーパー。


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目から多くの情報を得るために偏光グラスは必須! 雨天&ローライトコンディション用、コントラスト重視、晴天時用と三種類のレンズカラーを使い分ける。

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ランディングネットは高所からの釣りも考えて振り出しタイプを使う。魚を傷つけにくいラバーネットタイプを使用。

※明日に続く





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posted by 伊勢原釣具 at 09:00| Comment(0) | まあまあ日刊イセツリ通信
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