2019年08月11日

名人の教え・HMKLフィールドテスター山岸正和氏/中津尺上ヤマメ【その2】

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『ミノーは、泳がせて誘う』
山岸氏が中津川でメインに使うルアーはK-1 65ストリームである。このミノーの使い方は、泳がせる動きがメインだ。ヤマメの好奇心や縄張り意識を強く煽ったリアクションバイトを誘発させるジャークアクションがメインではなく、ミノーを泳がせて誘うのが基本だ。
K-1シリーズはリトリーブでのアクションだけでなく、ジャークによるヒラウチも得意とする。だが、数多くのアングラーが訪れるフィールドでは、ジャークによるミノーの動きを警戒するヤマメがいる。そのため、山岸氏はK-1 65ストリームを生き物のように動かして釣っているのである。
「シビアな状況下では、自然界には存在しないヘンな動きや、ルアーを生かせてない動きででは、釣れない。基本はナチュラルな動き。ただ、濁ったときや増水時はジャークを入れる」と山岸氏は言う。
※写真のハンクルK-1 65ストリームは、伊勢原釣具で販売中

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K-1 65ストリームはスローシンキングだが、流速と狙うレンジに応じてタングステンシンカーを貼って対応する。
スナップはルアーの交換を素早く行えるサイズを選ぶのがキモ(小さなスナップは、いざというときに交換の際にもたついてしまうことがある)。


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ロッドは5フィート3インチ〜6フィート。ラインはナイロンの4〜5lb.、PEの0.2〜0.6号を状況に応じて使い分ける。最近は、水なじみがよく、風に煽られにくいDUEL/Armored F+を使用。
リールはDAIWA/TATULA2500S-XH。エクストラハイギアを使うメリットは、アップストリームで狙った際にラインスラックを素早く回収できる。流れの変化を感じ取りやすいことなど。ハンドルとハンドルノブを軽量・高感度なものに交換している。


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DUEL/Armored F+

※明日に続く
posted by 伊勢原釣具 at 06:00| Comment(0) | まあまあ日刊イセツリ通信