2019年08月17日

8月17日土曜日、18日日曜日はお休みいたします。

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posted by 伊勢原釣具 at 17:11| Comment(0) | まあまあ日刊イセツリ通信

2019年08月12日

名人の教え・HMKLフィールドテスター山岸正和氏/中津尺上ヤマメ【その3】

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『32cmをキャッチ』
狙い方の解説をしてもらいながらの実釣では、見事に32cmのヤマメをキャッチ! 対岸の流れにいるヤマメを誘い出して食わせた。それまでに数カ所の異なるスポットをまわり、最終的に有効となるスポットを割り出した。ひとつのスポットを見切る時間を見誤り、ムダな時間を費やしていればたどり着けなかった一匹。

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強い流れを避けたところに遊泳力のない小魚が身を潜めている。このような小魚を大型ヤマメが捕食している。

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『キャストは2種類を使い分ける』
キャストは大きく分けると2種類の方法がある。
ピンポイントを狙いたいときには【刺すキャスト】。これはサイドキャストによって、低弾道でオーバーハングの下やエグレにミノーを送り込み、素早くアクションを入れて誘う。
【置くキャスト】はライナー性ではなく山なりのキャスト。必要最低限のラインスラックが出るようにして、手前の流れにラインがとられないようにロッドティップを高い位置に構え、ミノーを自然に泳がせる。
共に、着水前にサミングで出ていくラインの量を調整し、着水直前に人差し指でスプールエッジを抑えてミノーの姿勢を整え、着水と同時に泳ぎ出すようにするのがキモ。

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ミノーを通常よりも深くトレースしたいときには、ティップを下げる、もしくはティップを水中に入れてリトリーブする。

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流れの変化を感じてリトリーブを調整するため、ロッドは軽く握り、ハンドルノブを摘まむ指先に神経を集中させる。

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流れの色が変わっているところは、水深に変化がある(手前は緑色で浅い。奥は青色で深い)。基本的には深いところにミノーを着水させ、浅くなる手前で食わせるように誘う。

※今回が最終回です。

posted by 伊勢原釣具 at 06:00| Comment(0) | まあまあ日刊イセツリ通信

2019年08月11日

名人の教え・HMKLフィールドテスター山岸正和氏/中津尺上ヤマメ【その2】

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『ミノーは、泳がせて誘う』
山岸氏が中津川でメインに使うルアーはK-1 65ストリームである。このミノーの使い方は、泳がせる動きがメインだ。ヤマメの好奇心や縄張り意識を強く煽ったリアクションバイトを誘発させるジャークアクションがメインではなく、ミノーを泳がせて誘うのが基本だ。
K-1シリーズはリトリーブでのアクションだけでなく、ジャークによるヒラウチも得意とする。だが、数多くのアングラーが訪れるフィールドでは、ジャークによるミノーの動きを警戒するヤマメがいる。そのため、山岸氏はK-1 65ストリームを生き物のように動かして釣っているのである。
「シビアな状況下では、自然界には存在しないヘンな動きや、ルアーを生かせてない動きででは、釣れない。基本はナチュラルな動き。ただ、濁ったときや増水時はジャークを入れる」と山岸氏は言う。
※写真のハンクルK-1 65ストリームは、伊勢原釣具で販売中

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K-1 65ストリームはスローシンキングだが、流速と狙うレンジに応じてタングステンシンカーを貼って対応する。
スナップはルアーの交換を素早く行えるサイズを選ぶのがキモ(小さなスナップは、いざというときに交換の際にもたついてしまうことがある)。


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ロッドは5フィート3インチ〜6フィート。ラインはナイロンの4〜5lb.、PEの0.2〜0.6号を状況に応じて使い分ける。最近は、水なじみがよく、風に煽られにくいDUEL/Armored F+を使用。
リールはDAIWA/TATULA2500S-XH。エクストラハイギアを使うメリットは、アップストリームで狙った際にラインスラックを素早く回収できる。流れの変化を感じ取りやすいことなど。ハンドルとハンドルノブを軽量・高感度なものに交換している。


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DUEL/Armored F+

※明日に続く
posted by 伊勢原釣具 at 06:00| Comment(0) | まあまあ日刊イセツリ通信