雨の日なら簡単に釣れる気がする芦ノ湖ですが
基本、よっちゃんは“釣らなくてもいい”という人なので、
気分が乗らないと釣りに行きません。
でも、真夏のカンカン照りよりも、雨の日の方が気持ちいいよ、という言葉を聞き入れ
完全雨予報の芦ノ湖へ向かいました。
今回もよっちゃんの釣りを見守っていましたが、3度入り直した、ここぞというスポットにキャストしたら簡単に釣れました。まあ、雨の日の芦ノ湖は、近年の釣行では打率10割なので。
透湿のレインがあれば、真夏でも雨は苦になりません。というよりも、夏は雨が降ってないと芦ノ湖へ行く気がしません。
タックルはスローテーパーのGL58。アンバサダー5001C+トップ糸3号。15gのルアーでもしっかりウエイトが乗るのでキャストコントロールがしやすいです。
よっちゃんとの釣行ですから、メインは伊勢原を代表するとんかつ屋さん「麻柚」での食事です。だから昼上がりが絶対条件。
5時出船なので、よっちゃんマンのお腹のカラータイマーがそろそろ点滅しはじめました。
最終手段は、ラインスラックのセビレです。偏光グラスをしていなかったよっちゃんに偏光をしてもらい、見えるバスを狙いました。
「ブイの下にバスがいるでしょ。アレを狙ってみれば」と私が言い、5mぐらいの至近距離からバスの目の前にルアーを通す。無反応…
「ルアーを通す角度や、リトリーブの距離でバスの反応が変わってくるからね」と言い、ブイから15mぐらい離れました。
その場所から、ブイに向かってセビレをキャスト。ポコン、セビレはブイを直撃。ただ、ブイに当たってからの着水がほとんど音がしないほど小さく、虫っぽく、そこから泳がせるセビレにバスは黙っていられなかったのか、堪らずバイト。
十年以上ぶりにバスを手にするよっちゃん。
8時すぎには芦ノ湖をあとにして、ボート屋のお兄さんも「もう終わり?」と聞いてきましたが、まあ、十年ぶりにバスを手にすれば、その余韻に浸りつつ、とんかつ食べるのがBESTでしょう。
ジャンボとんかつの前に牛ホルモンをビールで流し込み、熱く語るよっちゃん。では、また十年後に。